進学編

中央大学 商学部 商業貿易学科  指定校推薦

私が大学に進学しようと思った理由は、五商で商業科目を学んでいくうちに、卒業後も商業について今までよりさらに広く、別の角度から学んでみたいと思ったからです。私は海外の市場に向けた商品開発について興味を持っています。それを研究するために、グローバルマーケティングを学びたいと思い、商業貿易学科を選びました。
試験の形式はグループディスカッションでした。私は試験当日までに、受験報告書を見て出題テーマの分析をしたり、自分の意見を発言できそうな人たちを集めて、ディスカッションの練習をしたりしました。ディスカッションの練習で苦労したことは、自分の考えをまとめてわかりやすく伝えることです。緊張して早口になってしまったり、うまく話がまとまらず長々と話してしまったりすることもありました。ですが、結論を述べた後に理由を述べることや言い間違いを気にせず積極的に発言することで、少しずつ伝える力を身につけることができました。試験当日は、学部ごとに分かれ、さらにその中で前半と後半に分かれました。前半がグループディスカッションで後半が入学後の説明を受けました。試験は一部屋に七人か八人くらいの受験生と試験官一人がいる状態でした。まず、一人ずつ氏名、出身地、出身校、最近の気になるニュースを述べて自己紹介をしていきました。ディスカッションのテーマは、トランプ氏がアメリカ大統領に当選したが、日本は今後どのように対応していくべきなのかというものでした。内容は当日のその場で発表されました。おそらく、試験官が全員のニュースの内容を聞いて、一番多く挙がったものをテーマにしたのだと思います。自己紹介の後、一人ずつテーマについての意見を発表していきました。その後の流れとしては、試験官が進行役になり、その質問に対して全員が強制で意見を述べるというルールはありませんでした。話の中で主にTPPや米軍基地の問題についての意見が多く挙がりました。私はとにかく多く発言することと、ほかの人の意見をよく聞いてなるべく話がかぶらないようにしたり、難しい場合はそれに付け加えることを心がけて発言するようにしたりしました。正直に言って、以前の私はTPPの内容についてよくわかっていないところがありました。ですがニュースを意識して見るようになったり受験報告書を遡ってみたりすると、TPPのことが話題になっていたので、事前に調べておきました。そうすることで重要なキ-ワードをおさえられたので、本番で緊張して少し言い間違いをしてしまっても、見当違いの発言をすることはありませんでした。
受験の手続きをするにあたって注意したことは、手続き書類を期限より早めに提出することです。先生に添削していただいたものを書き直すという作業を繰り返すと、思いのほか時間がかかってしまうので、慌てて提出しなければならないというような事態を避けるために期限より早めを意識していました。今、進路活動を終えてみて資格取得に力を入れてきて本当によかったと思います。それは自分のポイントが加算されるのはもちろんですが、自己PRの材料や自信にもつながり、そのおかげで希望の進路に進めたからです。

成蹊大学 経済学部 経済経営学科  指定校推薦

 私は、中学生の時に自分の住んでいる市の町おこし事業に興味を持ちました。ですので、将来はインフラや地域支援にかかわる仕事に就きたいと考えていました。そして、大学を調べているときに、成蹊大学の経済学部では、地域の抱える社会問題や地域支援にかかわる分野について学べるコースがあると知り、この大学を志望しました。
 私が進学を決定するうえで苦労したのは、家庭の事情です。私は進路希望を正式に決めるぎりぎりの時期に、就職か進学か、意見をころころ変えてしまって、家族や先生方には大変迷惑をかけました。しかし最終的には、ずっと「短大進学以外認めない」と言っていた親を何とか説得し、大学に進学することを納得してもらうことになりました。これについて私は、日ごろからもっと親と相談したり、遠慮しないで意見を言ったりしていればよかったと、今でも後悔しています。進路選択で後悔しないためにも、自分の意見に自信をもって意思表示ができるようにしてほしいです。
 私の進路決定方法は指定校推薦です。成蹊大学の選考方法は、45分の講義を聞いて、45分で解答を書くというものでした。当日は、受験生は大教室に集められて、一斉に試験が行われました。内容は経済に関する用語や実験の解説でした。落ち着いて聞いてメモを取っていればできる問題だったと思います。むしろ、答案に志望動機を書くスペースが広く設けてあったので、自分の意見を決められた時間内でまとめる能力を鍛えておくことが大切だと感じました。そのときは、志望理由書を頑張って書いてよかった、と実感しました。
後輩へのアドバイスは全部で三つあります。まず、一つ目は成績をできるだけよくすること、二つ目は資格を取ること、三つめはアピールポイントを増やすことです。一つ目の成績は、遅刻欠席をなるべく少なくして、授業や定期テストの勉強をしっかりやり、少しでも高く評定を上げるようにしておきましょう。二つ目の資格は、面倒くさがらずに上位の級を目指し、加算を狙って多くの検定にチャレンジしていくといいと思います。私は英語と簿記を途中からやっていなかったので非常に後悔しました。この二つの検定は、指定校に限らずほかの推薦でも必要になる場合があります。取得していないと、評定平均が足りていても志望することができない大学や学科があるので、よく調べておきましょう。まだ進路を決めていない、という人も、将来の選択肢を広げられるし、実用英検や日商簿記は進学や就職でも有利になる材料です。取って損することは絶対にないと思います。それから、情報処理検定やITパスポートもやればなんとかなるものなので、挑戦してみてください。三つめは、委員会や各種の講演会に、積極的に参加することです。成蹊大学のような選考方法はまれで、多くの大学は面接試験があると思います。私が学校で面接練習をしたときは、それらの経験から感じたことが参考になりましたし、役に立ちました。
 なるべく早いうちから自分の希望を明確にして、周りの人たちの理解やアドバイスを大切にし、進路活動をしていってほしいです。目標があればやるべきことも見つかります。頑張ってください。

東京都立青梅看護専門学校  公募推薦

 私が看護師を志したのは、東日本大震災でのニュースがきっかけでした。現地で命をかけて患者の命を守り抜こうとした看護師がいたという話を聞き、憧れと感動を覚えたからです。そして私も患者さんに寄り添った看護ができるような看護師になりたいと思ったのです。
 東京都立青梅看護専門学校を選んだ理由は、実習施設や学習環境が整っており、私が将来地域に根付いた医療に貢献したいと思ったからです。
私は公募推薦で合格しましたが、入試内容は小論文と面接です。受験勉強で一番苦労したことは、小論文でした。小論文は、課題文を読み、それについて要約を含め、八百字を六十分間で書き上げなくてはいけません。小論文は、作文とは異なり、常識が必要で一般論や反対意見などを取り入れて書かなくてはいけないので、慣れるまではとても苦労しました。それを乗り越えるために、三年生の六月頃から看護系の塾に通い、週に一回小論文の授業を受けました。また、国語科の先生にも小論文指導を受けました。夏休みには、朝日新聞の天声人語を要約することを日課にしたり、登校して小論文を書いたりもしました。入試二週間前位からは過去問題などを中心に解き、一日一回、時間を計って八百字を書く練習をしました。当日は落ち着いた気持ちで臨むことができました。
 面接練習は、学校での面接練習の他にも、塾や病院で行っている高校生を対象とした面接練習に参加しました。当日の面接は、面接官二人に対し受験者一人で、十分から十五分程度で行われました。高校生活の事を中心に聞かれましたが、商業高校ということもあり、検定のことや授業の内容に関する質問も多かったです。面接で私が注意しておいた方が良いと思うことは、質問に対する答えは、丸暗記してその通りに言おうとしてはいけないということです。丸暗記だと緊張して忘れてしまうかもしれないので、伝えたいことの核心や要点だけを覚えておくことが大切だと思います。
 今から看護系の進路に進みたいと考えている人は、早いうちから一日看護体験などに参加しておくべきだと思います。実際に病院で患者さんと関わってみると、小論文や面接で話をするときの参考になるので、必ず参加することをお勧めします。また、オープンキャンパスや学校説明会には積極的に参加してみてください。受験する学校が決まっていても、色々な学校を見て、どの学校が自分に合うかを冷静に判断し、この学校で学びたいと思う学校を選んでほしいと思います。
 後輩の皆さんへのアドバイスとしては、推薦で受かろうと考えていても、同時進行で一般試験の勉強はしておくべきだと思います。推薦で落ちてしまってから一般試験の勉強を始めても、間に合いません。さらに、一、二、三年次にとった学校の成績が公募推薦の出願基準に満たしていないと出願さえできないので、学校生活での勉強も頑張って、今から勉強する習慣はつけておきましょう。
  最後になりますが、進路先の決定などにおいて、これからたくさん困難にぶつかると思います。そんなときは、たくさん悩んで自分の進む道を見つけてほしいと思います。皆さんの将来がいい方向に進むように、日々の努力を重ねて、高校生活を有意義なものにしてほしいと思っています。
 
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